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卒業生の保護者を代表しまして、一言お祝いを申し上げます。

卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。

本日に至るまで、熱心にご指導くださった斉藤校長先生をはじめ

教職員の皆様に深く感謝申し上げます。


また、ご臨席賜りましたご来賓の皆様には、

日頃の本校へのご支援に対し、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
  


みなさんの義務教育は今日で終了です。
 

明日からは、ともに学んだ友人たちと離れ、それぞれ別々の道を歩むことになります。

そんなみなさんへ今日はあえて厳しいお話をしたいと思います。

それはみなさんが生まれ育った日本という国の現状についてです。

 

ちょっと難しい話しですが、今、日本という国の公的債務がどれくらいあるか分かりますか?

公的債務というのは、政府の借金、借りたお金です。

 

昨年の年末で日本の借金は1000兆円を超えました。

 

1000円兆円なんてどれくらいのお金か想像もつきませんよね。

でもかりたお金ですから、利息を払わなければいけません。

どれくらいの利息を払わなければいけなのでしょうか?

 

今の日本の10年国債の利息で計算すると

1000兆円の借金は

1秒ごとに

312500円の利息が発生します。

今、4、5秒話しましたからその間にも100万円以上の利息です。

これが1分間だと

1875万円です。

1時間だと11億2500万円の利息になります。

大変な金額ですよね。

人気アイドルグループの嵐のステージは1時間だいい1000万円のギャラと言われていますが、

国の利息、つまりみなさんが支払わなければいけない利息は1時間に11億円ですよ。

そんない払うんだったら嵐のコンサートに行く方がいいですよね?

 

一方で国が稼ぐ力をみる数字としてGDP、国内総生産があります。

 

日本の国の借金は、日本のGDP=国内総生産の約2.2倍あります。

この数字は世界のOECD諸国の中で

圧倒的に悪い数字です。

家計に例えて言うと

みなさんのお家でお父さんやお母さんが働いてお金を稼いでいます、

その毎年の稼ぎの2倍以上も借金があるということです。

じゃあ、今まで以上に一生懸命働いて稼ぎを増やせば良いじゃないか

と考えるでしょう。

でも日本という国で見た場合、

稼ぐ力はこの先どんどん小さくなっていきます。

ひとつは15〜64才までの年齢の人の人口、これを生産年齢人口と言いますが、

この生産年齢人口は、1996年、みなさんが生まれる少し前の年から、減少に転じています。

今までんは緩やかな減少でしたが、この先は劇的に減っていきます。

 

少子高齢化の加速です。

 

 国立社会保障・人口問題研究所の予想では

2060年の日本の生産年齢人口は2010年比でマイナス46%となっています。

つまりよほど画期的な生産性の向上がなければ、日本のGDP、つまりお金を稼ぐ力は

今の半分に減っていくということです。

 

またもう一方で、日本の貿易収支は

去年、31年ぶりに赤字に転落しました。

そして今年になってから毎月毎月、その赤字額は増え続けています。

 

それは、円高、高い法人税率、原発停止による電力料金の値上げ、規制、などを嫌って企業がどんどん国外に脱出してるからです。

 

今までは、日本人や日本の企業が稼いできたお金が十分あったからみんな幸せに生きてこれました。

蓄えがなくなっても、今までの日本の信用力があったから

金を借りることができました。

でも気がつけばその借金が、

お金を稼ぐ力の2倍以上になっている、そしてその稼ぐ力自体もどんどんどんどん弱くなっていている。

 

この現状を考えたら、この先どうなるか、

きっと小学生でも予想が付きますよね?

 

おそらく10年以内、日本は先進国ではなくなるでしょう。

先進国でなくなるということは

道路や橋や水道管が壊れても

それを治すお金がありません。

ゴミを回収するお金もありません。

学校の先生や警察、消防隊の給料を払うお金もなくなるということです。

 

必ずそうなるとう話しではありませんし、そうなって欲しくないと思っています。

でも実際の数字を見ていると

残念ながらその現実はその方向へ向かっていると認めざるを得ないです。

 

みなさんがこれから生きて行く社会はそんな厳し環境だということをしっかり認識し、今から準備して欲しいと思います。

そのときになって、あわてふためいて泣き言を言わない為に。

どんな世の中になってもたくましく立派に幸せに行きていきために。

 

厳しい世の中を生き抜く、大切なキーワードは

「変化」です。

現状に甘えず、成功体験に甘んじず、

常に新しいことに挑戦する気持をどんな時でも持ち続けて下さい。

もっとうまくやる方法はないか、常に成長を目指し変化し続けて下さい。

 

日本の携帯電話はかって世界一の技術水準を誇っていました。

でもそのことに甘んじて、世界の潮流についていけなかった。

今では日本の携帯電話は、独自の進化を遂げた生き物が住む島の名前にたとえて

「ガラパゴスケータイ、略してガラケー」と呼ばれています。

 

そのガラパゴスで、進化論を提唱したチャールズ・ダーウィンは

生物の生存競争について次のように言っています。

 

「強い者が生き残るのではない、変化出来るものが生き残るのだ」と

 

みなさんの活躍と健康をお祈りしています。

 

平成●△年3月○日 

東が丘中学校 PTA会長 高橋太郎

 

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